【MVV例】「もしも夜神月が社長だったら?」を全力考察してみたら、天才的頭脳による巧妙なマネジメントで神降臨だった…!

夜神月

「出典:[第1話]DEATH NOTE-大場つぐみ/小畑健少年ジャンプ+

夜神月といえば、「新世界の神になる」として、法の届かない悪人をデスノートで片っ端から殺しまくり、恐怖によって犯罪を未然に防ごうとしたヤバイ天才です。

「人間には明らかに死んだ方がいい人間がいる。害虫は殺せるのに何故害のある人間を殺すのを悪とする」

このセリフから読み取れるのは、有害な存在は排除して当たり前という夜神月の信念。さて、そんな夜神月が社長になったら…?

それでは、全力考察スタートです!

『DEATH NOTE(デスノート)』ってどんな物語?

 『DEATH NOTE(デスノート)』は、天才高校生・夜神月(やがみらいと)が死神リュークから「デスノート」を手に入れ、自らの理想郷である新世界を築くために犯罪者を次々と抹殺していく物語です。しかし、世界的名探偵L(エル)が現れ、知恵と策略の戦いが繰り広げられます。デスノートを巡る心理戦と、善悪の境界を問う緊迫したストーリーが魅力的な作品です。

デスノートには夜神月のサイコパスすぎるヤバい名言が多数出てきますが、中でも単行本1巻1話、初っ端からの「新世界の神になる」は鳥肌でした。(全国各地で「周りでそんなこと言う奴みたことないわ!」のツッコミが殺到したことは言うまでもない)

夜神月

「出典:DEATH NOTE1/小畑健/大場つぐみ集英社コミック公式S-MANGA

夜神月って何者?

夜神月を知らない貴方のために簡単に説明します! 
夜神月は、端正な容姿と卓越した頭脳を持つ天才高校生(後に大学生)です。彼は「デスノート」を使用して犯罪者を次々と殺害し、自らを「新世界の神」と称します。彼の信念である「腐った人間は死んだ方がいい」という偏った正義感は次第に歪み、冷酷なサイコキラーへと変貌していきます。

夜神月の行動は、「正義とは何か」「悪とは何か」「人が人を裁くことは許されるのか」という深い問いを読者に投げかけます。デスノートを通じて描かれる彼の姿は、理想と現実のギャップ、絶対的な権力の危険性、そして倫理と道徳の複雑さを考えさせられるものです。夜神月の独自の正義は、初めは世界を良くしようという純粋な願いから始まりましたが、その手段と結果が彼を破滅へと導きます。彼の物語は、力と責任、そしてその行使の結果について深い洞察を与えてくれます。

夜神月

「出典:[第1話]DEATH NOTE-大場つぐみ/小畑健少年ジャンプ+

無慈悲で超戦略的!天才的頭脳を持つ夜神月のマネジメントスタイル

夜神月

「出典:[第1話]DEATH NOTE-大場つぐみ/小畑健少年ジャンプ+

まずは、夜神月の特徴的なマネジメント・コミュニケーションスタイルを挙げてみました。

【戦略的思考×長期視点】

夜神月は、自分が理想とする「新世界」を創るため、短期的成功だけにとどまらず、長期的な視点で戦略的に動いています。その天才的な頭脳で構築された計画は、常人には想像することすらできないほど緻密であり、キラ事件の日本捜査本部部長である父親の夜神総一郎すらも騙すほどです。

さらに、夜神月は人々の行動を予測し、それに対する対策を常に考えています。キラ事件の捜査で自室を含めた自宅のあらゆる場所に監視カメラが仕掛けられた時も、事前に準備しておいたトリックで、監視の目を掻い潜って悪人への裁きを続けました。

まさに徹底した戦略と計画の鬼!

普通、右手で受験勉強の問題をサラサラと解きながら、左手でポテチを口に運んで食べる過程で、袋に仕込んでおいた小型テレビで悪人の顔と名前を確認してデスノートに名前書くなんてことできないよ!

【巧妙な話術】

カリスマ的な魅力と巧妙な話術で周囲から絶大な信頼を得ているところも、作中では見どころの一つです。

例えば、計画を邪魔する者として排除されたFBIの捜査官レイ・ペンバーの婚約者のナオミ・ミソラは独自捜査により、キラの核心に近づいていたにもかかわらず、夜神月の巧妙な話術にハマり、本名を教えてデスノートに名前を書かれました。

また、第二のキラの力を手にした弥 海砂(あまねみさ)の自分への恋心を利用し、虜にしつつ洗脳させ、利用しまくる姿はサイコパス以外の何者でもありませんでしたよね。

【無慈悲のコミット】

夜神月は、自らの理想を実現するためには一切の妥協を許しません。正義のためには手段を選ばず、どんな犠牲も厭わない。それが夜神月です。

「腐った人間は死んだ方がいい」

大きな善を行うためなら、大量殺戮は正義であり、それを阻む者は家族だろうと犠牲にする。超無慈悲!

そんなコミット力を持つ夜神月が社長だったら、高い目標を達成するために厳格な基準を設定し、達成できない者には容赦なく制裁を下すことが予想されます。情に流されることもなく、徹底した情報管理で組織を統制することでしょう。(キラ対策室の捜査員として潜入し、親父を騙してでも理想を実現するコミット力)

ハイリスクすぎる計画を完遂!あの伝説的ドヤ顔も納得の夜神月の天才的頭脳

夜神月

「出典:[第1話]DEATH NOTE-大場つぐみ/小畑健少年ジャンプ+

夜神月のハイリスクな大胆な策略で大逆転を掴み取る戦略事例を見てみましょう!

『計画通り』

夜神月がそう言ったのは、彼の綿密な計画が成功した瞬間だったからです。この計画とは、デスノートの所有権を一時的に放棄し、自らの記憶を失うことでLの疑いを逸らす作戦です。デスノートを手放すことで、Lの監視から逃れることができ、その間に他の手段を使って自分の潔白を証明するという二重三重の計画を実行しました。

この計画のスゴいところは、記憶を無くした善人として新たなキラを追い込む立場となり、エルや仲間の信頼を勝ち取るところ!

デスノートに関わる一切の記憶を失っているにもかかわらず、きっちり新たなキラを発見して、デスノートに接触して記憶全回復するって凄すぎ。記憶を失くしても、必ずデスノートに辿り着く自信がなければ到底実行できない。

そりゃドヤ顔にもなるよ!

マジで夜神月の能力は尋常ではないと思います。マジですげぇっす!

ライトの巧妙な計略と冷徹な決断力が光るエピソードでした。こんな天才の社長だったら、ビジネスも全て「計画通り」に進みそう。

部下を手の上で転がす!?夜神月のカリスマ的超トップダウン経営

夜神月

「出典:DEATH NOTE1/小畑 健/大場 つぐみ集英社-SHUEISHA-

夜神月の性格や行動パターンを考えると経営スタイルは、カリスマ型の超トップダウン。ただ一般的なカリスマ型とはニュアンスが異なり、以下のような特徴が見られることが想像できます。

1. カリスマ的リーダーシップ

夜神月は非常にカリスマ性があり、その魅力と頭脳明晰さで部下や従業員を引きつけます。彼の強力なビジョンと目標設定により、従業員に対して明確な方向性を示し、全員が一致団結して目標達成に向かうよう導きます。彼のリーダーシップは従業員に強い影響を与え、彼らの士気を高めるはずです。

2. 徹底した管理

夜神月は従業員の意見や提案を聞く姿勢を見せますが、実際には最終決定権を常に自分が握ります。(ここがスゴすぎ!!)

これにより、従業員に参加感を与えてモチベーションを維持しつつ、自分の戦略や意思決定を強く反映させることができます。また、徹底した管理と監視を行い、従業員のパフォーマンスを厳しくチェックし、必要に応じて改善策を講じることで、高い成果を維持します。

3. 成果主義と厳格な評価制度

夜神月は成果主義を重視し、従業員の成果に基づいた厳格な評価制度を導入します。優秀な従業員には報奨を与え、成果を上げられない者には厳しい処置を取ります。このような評価制度により、従業員は常に高いパフォーマンスを発揮することを求められ、会社全体の成果向上につながるでしょう。

これらの特徴により、夜神月は部下を巧みに操作し、持ち前のカリスマ性と巧みな話術で自分の意図通りに動かすことで、効率的で強力なトップダウン型の経営を実現します。

適任の業界は、サイバーセキュリティや情報管理など、機密性が高く、厳格な管理が求められる【セキュリティ業界】や、リスク管理や戦略的投資が求められる【金融業界】、イノベーションとリーダーシップが求められる【ハイテク業界】などが考えられます。ファンドマネジメント※とか絶対適任!

※ファンドマネジメントとは…投資信託や年金基金などの資金を効率的に運用し、リターンを最大化しながらリスクを管理するプロセスです。投資戦略の立案、資産選択、リスク管理、パフォーマンス監視が含まれます。

【まとめ】最後に夜神月の思想をMVVにしてみた!

夜神月

「出典:[第1話]DEATH NOTE-大場つぐみ/小畑健少年ジャンプ+

では、最後に夜神月の思想をミッション・ビジョン・バリューで表現してみたいと思います。

【ミッション】

  • 犯罪なき新世界の創造

【ビジョン】

  • 新世界の神

【バリュー】

  • 戦略的思考
  • 絶対的支配
  • 結果が全て

参考URL:https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1631678650

少しでも面白かった!参考になった!って方は、ぜひまた遊びに来てください!

次回は、「もしも『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルが社長だったら?」の記事をお送りします!お楽しみに!

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