代表取締役 CEO・若井 映亮 氏
カルチャー室 室長・平山 美颯 氏
アカウントマネージャー・岡村 恭平 氏
背景・課題
実施した背景や課題感
・部署ごとの距離が生まれ、互いの業務内容が見えづらくなっていた。
・社内に理念や行動指針はあるものの、日常会話の中に自然と落とし込まれていなかった。
・表面的な会話ばかりが増え、本音で議論できる関係性が築けていなかった。

導入効果
・あいさつ程度の関係だった社員同士が、自然な会話と笑顔でつながるきっかけが生まれた。
・普段語られない個人の背景や価値観を共有することで、相互理解が深まった。
・参加者全員が順番に話す設計により、誰一人取り残されることなく一体感が生まれた。
会社紹介
TORIHADA / PPP STUDIOはSNSとショートムービーを軸に、クリエイターの挑戦を支援するプロダクションです。コンテンツ制作から案件の進行、ライブ配信支援、ライセンス展開までを一貫して行い、SNS発のシンデレラストーリーを数多く生み出してきました。
所属・提携クリエイターは3,000人以上。年間2万件超のPR実績と、多ジャンルに対応できるキャスティング力を強みに、企業とクリエイターの最適な出会いをつくり続けています。
社員インタビュー|アカウントマネージャー 岡村 恭平 氏

イベントの率直な感想を教えてください。
社内で今まであまり話したことのなかった方たちと、自然に話せたのがとても新鮮でした。あいさつ程度だった関係の人たちと、おにぎりと豚汁を一緒に食べながら「おいしいね」と言えるだけで、共通の話題がその場で生まれた感覚がありました。話が盛り上がりやすくなって、とても良い機会になりました。
印象に残っている交流はありますか?
サイコロワークがとても印象的でした。たとえば中学校時代の恋愛の話など、普段なら話さないようなテーマを通して、参加者一人ひとりの背景や人柄が見えた気がしました。「この人、こんな学生時代を送ってたんだ」「こういう私生活なんだ」という発見があって、自然と話題が生まれていったのがすごく素敵だなと思いました。
“同じ釜の飯”にはどんな効果がありましたか?
実際に同じメニューを食べるって、思った以上に一体感を生むものだと感じました。それぞれ食べるスピードや好みがあって、そういった細かい部分も含めて相互理解につながっているのかなと。
チームで目標を持って動く仕事だからこそ、こういう機会があるとすごく良いなと改めて感じました。
イベント後、自身の行動に変化はありましたか?
たとえば、これまであまりなかったランチへのお誘いを、自分からしやすくなったと思います。最近は新卒メンバーも入ってきていて、既存メンバーと新メンバーの橋渡しになるような行動が必要だと感じていたので、カルチャー浸透のきっかけにもなりました。
今後、社内でやってみたいことはありますか?
あさげの会のように、みんなでご飯を食べる機会はもっとあってもいいと思います。例えば、自分たちで家からご飯を持ち寄って、社内のフリースペースで食事をするのもいいなと思いました。
SingerlyによるMCや研修の雰囲気についてどう感じましたか?

MCの奥田さんがとにかくすごかったです。場づくりの力というか、明るくて一気に空気が変わる。雰囲気は段違いでした。
未来の仲間に一言お願いします。
新卒メンバーも増えていて、年齢も近い人たちが多いので、一致団結して動いていけたらいいなと思います。
事務局インタビュー|カルチャー室 室長 平山 美颯 氏

今回のイベントで重視したことは?
社内には「フィロソフィー」という行動指針があるのですが、まだふわっと曖昧に存在しているだけで、十分に浸透しているとは言えない状況でした。
だからこそ、もっとナチュラルなコミュニケーションを通じて、「こういう行動っていいよね」「これはちょっと違うかも」といった感覚を、ナチュラルなコミュニケーションの中で共有できる場が必要だと感じていました。
そうした対話のきっかけとして、「あさげの会」のコミュニケーション研修を利用しました。
準備段階で工夫されたことはありますか?
正直、運営側としてはほとんど何もしていません(笑)。Singerlyの皆さんが全て用意してくださって、本当にありがたかったです。初めてのカルチャーイベントとして、理想的なスタートを切れたと思います。
参加者の印象的な反応は?
家族への思い入れを話すシーンがとても印象的でした。センシティブな話題なのですが、「この機会がなかったら話せなかった」「あの人の家族の話が聞けてよかった」といった声が多く、温かい雰囲気が生まれていました。
満足度100%の理由は何だとお考えですか?

話す順番が決まっていたり、ご飯を一緒に食べるなど、誰も取り残されず、さみしい思いをせずに会話に加われる仕掛けが良かったのだと思います。「話す」「聞く」の両方が自然にできていたことが、共感を生んだのではないでしょうか。
今後のカルチャー浸透の展望は?
「あさげの会」を真似して、社内でも独自にコンテンツをやってみましたが、うまくいきませんでした。それだけ、Singerlyのファシリティが大きかったと感じています。
今後は親会社と子会社の合同開催や、マネージャー層向けのコミュニケーション研修もやっていきたいです。
未来の仲間に一言お願いします。
私はこの会社が本当に大好きです。みんなにも「この会社が好き」と思ってもらえるようなカルチャーを、一緒につくっていきたいです。
Singerlyさんの「あさげの会」は、そのための素敵な手段だと思っているので、今後も継続してコミュニケーション研修を行っていきたいと思います。
社長インタビュー|代表取締役 CEO 若井 映亮 氏

今回の研修開催を決めた理由は?
代表の業務に復帰して、改めて組織の様子を見ると、部署間の連携が弱く、信頼関係もできていないと感じました。このままでは良い会社になれない、という危機感がありました。
なぜSingerlyの「あさげの会」を選んだのですか?
以前2回ほど「あさげの会」に参加した経験があり、コンテンツが面白く、短時間で人の距離が一気に縮まるのを体感していました。
「文化づくりってこういうことなんだ」と腑に落ちた経験があって、すぐにお願いすることを決めました。
特に好評だった点はどこですか?
SingerlyのMCによる冒頭の雰囲気づくりや、あいこハイタッチなどのアイスブレイク、感謝を伝えるワークなどがとても良かったですね。
自己開示ができるサイコロワークも含めて、どのプログラムも場が和み、話しやすい空気がつくられていたと思います。
“同じ釜の飯”にはどんな効果がありましたか?
自然と一体感が生まれます。同じものを食べるという行為が、スピードや食べ方などの小さな違いを受け入れる相互理解につながっているなと感じましたね。
社員に伝えたかったことは?
仲が良くないと、仕事はしづらいものだと思います。会議でも、上辺の会話だけでなく、時には意見がぶつかるような本音の議論が必要です。
ただ、それには信頼関係が前提として必要です。今回のイベントが、その信頼のきっかけとなり、本音で向き合える組織に近づく一歩になればと願っています。
他の研修との違いは?

一般的な研修のようなインプットやロールプレイではなく、「相互理解」と「文化醸成」に特化している点が特徴です。唯一無二の体験型研修だと感じました。
今後の展望を教えてください。
今後もSingerlyの研修を継続しながら、当社らしいカルチャーをさらに磨いていきたいと考えています。
同時に、営業力や組織力といった実務面の強化にも取り組み、「文化」と「実務」の両方を育てながら、より強い組織をつくっていきたいと思っています。
理念浸透の難しさは?
やっぱり、組織が大きくなればなるほど、伝言ゲームみたいなことが起きてしまって…。ちょっとしたボタンの掛け違いが、誤解や邪推につながって、不信感になっていくこともあるんですよね。
僕が直接伝えていけるうちはまだいいんですけど、階層が増えていくとどうしても思いがそのまま届かなくなる。そこが一番の難しさだと思います。
未来の仲間に一言お願いします。
仕事って、人生のなかでかなりの時間を占めるものだと思うんです。せっかくやるなら、やっぱり楽しんだ方がいい。ただ、「楽をすること」が楽しいっていうわけではありません。
高い目標をみんなで頑張って、奇跡的に達成できたときの喜びこそが、本当の“楽しさ”なんじゃないかと僕は思っています。
そのためには、強い組織が必要です。そして強い組織には、信頼関係が欠かせない。だからこそ、時にシビアな議論もできる関係性を築いていきたいと思っています。
楽しむために成果を出す。成果を出すために、信頼と闊達な議論がある。そんなカルチャーを、これからもつくっていきましょう。
PPP STUDIOは、もっともっと大きくなれる。日本一を目指して、やりきりましょう。

