株式会社クレハ

株式会社クレハ 樹脂加工研究所様 MVV策定編

ミッション・ビジョン・バリュー
策定インタビュー

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【写真】左:樹脂加工研究所 所長 鈴木 義紀様  右:樹脂加工研究所 副所長  山﨑  昌博様 


背景・課題

・組織の方向性や行動指針が共有されていなかった。
・目指すべきゴールが明確になっていなかった。
・各自の目標はあるが組織として共通言語がなかった。

・MVVを意識した行動が出来るようになった。
・目的意識と一体感が醸成された。
・ユニークで自分たちらしいValueにより、日常会話に登場しやすくなり、浸透速度が加速した。


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ミッションビジョンバリュー策定背景

鈴木氏:我々の研究所では樹脂加工研究所のビジョンや目指すべきゴールというものが明確になっていなかった、組織の方向性や行動指針がバラバラだと感じたことから、今回のミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)を作成することになりました。

山﨑氏:策定前、各自では目標やゴール設定は合ったのですが、組織として共通言語で表現できなかったというところと共通認識が取れていない課題感を感じておりました。

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鈴木氏:策定する過程で難しかったのは、自分たちの自己分析を過去から未来にかけて行うワークです。どうしても自分たちのことになると客観的に見ることが難しく、解釈が追いつかない部分があり大変でした。Singerlyの奥田さんに中立的なファシリテートをして頂きつつ、ワークを粘り強く続けていくと、突然ふとした時にモードに入り、そこからドンドン前に進むことが出来て、楽しみながらワークをすることが出来たのが思い出ですね。

山﨑氏:そうですね、苦労したのはMVVの言葉を出来るだけ”シンプルな表現”にしなければならない所です。また単純にシンプルなだけではなく、『自分たちらしい』言葉にもしていく必要があります。そうすることで日常会話でも、相手に伝え易くなる事が分かって来たので、そこは非常に勉強になりましたね。

策定後の変化

鈴木氏:策定後はビジョンやバリューを取り入れた行動を特に意識するようになり、自分自身の行動の変化を感じています。

山﨑氏:MVVをシンプルな一言で表現する、からの学びを通じて、日常の会話も出来るだけ分かりやすいシンプルな言葉で伝えるように癖づけるとか、それを用いて所員たちとお互いに意思疎通を取るという所は変わりました。

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ビジョン:Poly-Magical eARTh! 

ビジョンについて

鈴木氏:ビジョンのタイトルは『Poly-Magical eARTh!』(ポリマジカルアース)と言います。
ビジョンに込められた思いとしては、所員一人一人が分子のように結合し、お互いの力を合わせて、我々の加工技術の力で世界を、地球を変えていこう、と言った意味を込めました。

山﨑氏:これはある意味でマジカルというかマジック(魔法)なニュアンスをかなり意識しました。あとはやっぱり加工技術の象徴であるスクリューでマジックを起こすという所にストーリーを込めました。

Singerly流 MVVの魅力

鈴木氏:複雑に考えずにシンプルな言葉とともに『自分たちらしい』思いを込める。それらを導き出すワークを積み重ねられて来たことが非常に魅力的だなと、私自身は思いましたね。

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あなたにとってMVVとは?

山﨑氏:道しるべやコンパスですね。分かりやすいゴール。目指す所がハッキリとしていて分かり易い。そう考えると道しるべかと思いますね。 

山﨑氏:これまでMVVのようなことを考えたことがなかったのですが、いざやってみると意外に楽しい。最初はどう作るか全く分からないですし、自分たちだけではなかなか創れない。特に今回は初めてだったこともあり、このようなプロセスで策定していくのか、と言うのは非常に勉強になったし面白かったなと思います。


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